エイリアンＸ…

最近見た、映画のレビューなどでも…。

今回は「エイリアンＸ」でっす。

ストーリー：
軍の研究所で創られた生物兵器が、暴れ出してしまい、
研究所が封鎖され、軍の特殊部隊が鎮圧に乗り出す。

とまぁ、すごいオーソドックスな設定だったので、借りて見ることに。

まず、研究所で暴れ出すエイリアンがどうも、宇宙からの隕石の中に
描かれていた遺伝子配列を使って創ったという設定なのですが、
どうもその辺りの設定がうやむやで、宝石みたいな石がそれなのですが
古代から権力の象徴だった宝石という設定もあって、設定は広くなってるのですが
なぜ、価値があったのか？という部分も説明されてないので、？な感じに。

まぁ、それはおいておいて、まず暴れ出したエイリアンなのですが、
これがたった１体なのに、めっぽう強い！　なんていうか超ムテキ！
特殊部隊のマシンガンで打ちまくってるのに、血の一滴もでません！
だもんで、特殊部隊はなす術なく殺されていきます。

ただ、このエイリアン、動きが遅く運動能力は見た感じ人並みです。
力だけは強そうなのですが、無敵の防御力をもってるってだけで、
特殊な能力もなさそうな感じ…、走って振り切れちゃいます。

この軍の研究所の生き残りは、博士とその助手なのです。
エイリアンは、博士の遺伝子を元に創られてるらしく、博士だけは
おそいません。　どうやら、この博士が、わざとエイリアンを暴れさせた
ようなのですが、その目的が、全く解りません！
博士の研究所はエイリアンの所為でボロボロだし、殺したい奴が居た
というわけでもなく、エイリアンを野に放ちたかったというわけでも
なさそうです。　野に放つなら、暴れさせずにこっそりやればいいしね・・・。

で、目的も解らないので、事件の解決方向もよくわからない感じです。
とにかく、暴れてるエイリアンを倒さないといけないので、特殊部隊の隊長の
女兵士（主人公）が頑張って倒します。　倒し方は「ナイフで刺す」です。
喉元に柔らかい部分があるらしく、そこにナイフを刺すとあっさり死にました。

おいおい、あんなに無敵やったのにそれで死ぬんかい！？

拍子抜けしつつも、エンディングにむかうのですが、ここも謎だらけ。
まず、軍の幹部（悪のボス）が何故か迎えに来て、あっさり銃で脅されて
やられてしまいます。　何故来たのかもわからないし、部下の一人も連れてません。
おいおい、ころされにわざわざきましたか？
で、博士の助手が奇跡的に最後まで生き残ってるのですが、どうも彼は
ＦＢＩのスパイだったらしく、最後に任務完了シマシターみたいな事言って
最後終わるのですが、こいつたまたま生き残ったって感じで、まったく何もしてません！
おまえどんな任務だったんだよ！！

とまぁ、ツッコミどころ満載なのですが、一言で言えばＢ級映画です。
エイリアンという、有名ＳＦ映画の名前を借りて、Ａ級っぽく見せてる
という感が、否めない感じです。