当ブログはサイト『FunFunのしっぽ』のDIARYコンテンツです。サイトへのご意見ご感想もお待ちしております。
ブライトさんが、逝っちゃった‥‥。。・゚・(ノД`)・゚・。
セイラさんに続き、ブライトさんまで‥‥。
うぅ、なじみの声優さんが亡くなられると、あの声はもう聞けないと
そう思うと、凄く残念でなりません。
声優という職業は、本当に不思議な物だと思います。
自分の声が、他人の声となって人の記憶に残るのですから‥‥。
声優という職業を初めて意識したのは、子供の頃ものまね番組で、ドラエモンの
声真似をする人がいて、それのドッキリ企画で「大山のぶよ」さんが出られた時でした。
私は、全然なにが起こったのか解らず「なにこのおばさん?」と思ったのですけど、
その人が喋る声が、ドラえもんでした。
ものすごい違和感と不思議な感覚、頭に浮かぶ映像と目に入る人物とのギャップ、
子供ながらに、かなりショックを受けた覚えがあります。
そして、ルパンの声優さんが亡くなられた時も驚きました。
子供ながらに、あの独特の声と言い回しはすごく印象に残っていたからです。
本当なら、アニメキャラの名前で書くより、本名で書いた方が良いかと思いましたが、
やっぱり、声優さんはアニメのキャラと重なって、生きるんだと思いましたので、
あえて、書かせていただいています。
私は、鈴置洋孝さんの声を聞いても、鈴置さんの顔は頭には浮かびません。
そこにいるのは、ブライト・ノアです。
ブライトは鈴置さんであり、鈴置さんはブライトであり‥‥。
鈴置さんが、魂を吹き込んでくれたこのキャラクターはこれからも多くの人の眼にとまり
その声が、ブライト・ノアであり、鈴置洋孝なのだと、思うのでしょう。
多くのキャラクターに命を吹き込んでくださった、その功績に感謝を‥‥。
そして、お疲れ様でした。 ご冥福をお祈りいたします。
参考HP:http://www.ne.jp/asahi/jigen/830/sun/
セイラさんに続き、ブライトさんまで‥‥。
うぅ、なじみの声優さんが亡くなられると、あの声はもう聞けないと
そう思うと、凄く残念でなりません。
声優という職業は、本当に不思議な物だと思います。
自分の声が、他人の声となって人の記憶に残るのですから‥‥。
声優という職業を初めて意識したのは、子供の頃ものまね番組で、ドラエモンの
声真似をする人がいて、それのドッキリ企画で「大山のぶよ」さんが出られた時でした。
私は、全然なにが起こったのか解らず「なにこのおばさん?」と思ったのですけど、
その人が喋る声が、ドラえもんでした。
ものすごい違和感と不思議な感覚、頭に浮かぶ映像と目に入る人物とのギャップ、
子供ながらに、かなりショックを受けた覚えがあります。
そして、ルパンの声優さんが亡くなられた時も驚きました。
子供ながらに、あの独特の声と言い回しはすごく印象に残っていたからです。
本当なら、アニメキャラの名前で書くより、本名で書いた方が良いかと思いましたが、
やっぱり、声優さんはアニメのキャラと重なって、生きるんだと思いましたので、
あえて、書かせていただいています。
私は、鈴置洋孝さんの声を聞いても、鈴置さんの顔は頭には浮かびません。
そこにいるのは、ブライト・ノアです。
ブライトは鈴置さんであり、鈴置さんはブライトであり‥‥。
鈴置さんが、魂を吹き込んでくれたこのキャラクターはこれからも多くの人の眼にとまり
その声が、ブライト・ノアであり、鈴置洋孝なのだと、思うのでしょう。
多くのキャラクターに命を吹き込んでくださった、その功績に感謝を‥‥。
そして、お疲れ様でした。 ご冥福をお祈りいたします。
参考HP:http://www.ne.jp/asahi/jigen/830/sun/
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いや~、桜蘭高校ホスト部(アニメ)おもろいわ~♪
久々のHITアニメでっす!(=´∇`=)
学園ラブコメ物なのですが、ラブコメ3割、ギャグ5割、良い話2割って感じで
毎回、このくらいの比率でメリハリ有って、みててすごく気持ちのいいアニメです。
最近は、鬱アニメが流行ってるみたいだけど、こういう気持ちのいいアニメが、
うちは好きですね。
てことで、久しぶりのHITアニメに気が乗ったのでキャライラスト描いてみました。
まずは、ホスト部部長で、ギャグの中心人物「須王 環」、王子キャラ
※Amaneは似せて描いてるつもりです。(確認事項)
-------------------------------------------------------------------
次に、副部長でツッコミ役?の「鳳 鏡夜」、クールキャラ
※Amaneは似せて描くのがヘタクソです。(確認事項)
-------------------------------------------------------------------
部員で小悪魔系で双子の「常陸院 馨」&「常陸院 光」
※Amaneは似せて描くのを諦めています。(確認事項)
-------------------------------------------------------------------
部員のワイルド系キャラ「銛之塚 崇」
※Amaneは似せて描くのを放棄しています。(確認事項)
-------------------------------------------------------------------
部員でロリショタ系の「埴之塚 光邦」
※Amaneは似せて描けません、ごめんなさい。(確認事項)
-------------------------------------------------------------------
そして、ヒロインキャラの「ハルヒ」(実は女の子)でっす
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
チゲーーーー!!
しかも、オチに使えるほどにてねーーー!!!ヽ(`д´)ノ
-------------------------------------------------------------------
はい、こっちが本物の「藤岡ハルヒ」でっす。(実は女の子)
※Amaneは反省しています‥‥。(確認事項)
とまぁ、久しぶりに男キャラ描いたんですけど、結構楽しかった。
かなりラフなので、今度はイラストで何か描きたいカモね~。
只今、絶賛放送中ですので、是非一度みてみてくださいな!
(=´∇`=)
※全然にてませんので、下記アドレスにて本物をご確認ください。
http://www.ntv.co.jp/host/
Amaneは「桜蘭高校ホスト部」を応援しています。
久々のHITアニメでっす!(=´∇`=)
学園ラブコメ物なのですが、ラブコメ3割、ギャグ5割、良い話2割って感じで
毎回、このくらいの比率でメリハリ有って、みててすごく気持ちのいいアニメです。
最近は、鬱アニメが流行ってるみたいだけど、こういう気持ちのいいアニメが、
うちは好きですね。
てことで、久しぶりのHITアニメに気が乗ったのでキャライラスト描いてみました。
まずは、ホスト部部長で、ギャグの中心人物「須王 環」、王子キャラ
※Amaneは似せて描いてるつもりです。(確認事項)
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次に、副部長でツッコミ役?の「鳳 鏡夜」、クールキャラ
※Amaneは似せて描くのがヘタクソです。(確認事項)
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部員で小悪魔系で双子の「常陸院 馨」&「常陸院 光」
※Amaneは似せて描くのを諦めています。(確認事項)
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部員のワイルド系キャラ「銛之塚 崇」
※Amaneは似せて描くのを放棄しています。(確認事項)
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部員でロリショタ系の「埴之塚 光邦」
※Amaneは似せて描けません、ごめんなさい。(確認事項)
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そして、ヒロインキャラの「ハルヒ」(実は女の子)でっす
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
チゲーーーー!!
しかも、オチに使えるほどにてねーーー!!!ヽ(`д´)ノ
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はい、こっちが本物の「藤岡ハルヒ」でっす。(実は女の子)
※Amaneは反省しています‥‥。(確認事項)
とまぁ、久しぶりに男キャラ描いたんですけど、結構楽しかった。
かなりラフなので、今度はイラストで何か描きたいカモね~。
只今、絶賛放送中ですので、是非一度みてみてくださいな!
(=´∇`=)
※全然にてませんので、下記アドレスにて本物をご確認ください。
http://www.ntv.co.jp/host/
Amaneは「桜蘭高校ホスト部」を応援しています。
検索サイトに登録しようとしたら、ジャンル別という物があり
うちは「その他」だった‥‥。
版権物の属性も「ファンファンファーマシー」がカテゴリに無いので
「その他」扱いになった。 最近のジャンルにまったく引っかからない‥‥。
このままじゃダメだ!ヽ(`д´)ノ
てことで、最近のジャンルの絵もかかねば、と友人に電話。
私:最近のはやりってなに?
友:ん~、ハルヒとかアリアじゃね?
私:なるほど、有り難う。
友:よし、とりあえずハルヒあたりから――
プッ!電話を切る。
延々と萌え話を聞かされるのは解っているので、強制切断。
疎いとはいえ「ハルヒ」は本屋などでよく見かけていたが、
「アリア」は全く知らない。
流行ってるんだから、ググればすぐだわさ!
てことで、ググーリング!(=´∇`=)
http://www.honda.co.jp/Fit-ARIA/
ほほ~、これはなかなかのフォルムですなぁ~。
って、チゲーーー!
いや、これじゃないだろ、流石に。
ググりかた間違ったな「アリア アニメ」でググってみる。
http://www.ariacompany.net/index2.htm
あったあった、たぶんこれやな。
ふむふむ、なかなかデザインや雰囲気がいい感じ。
流行ってるのも、うなずけますね。
ただ、この「水先案内人」というのが、三途の川を思い浮かべるのは、
私だけでしょうか‥‥。
とりあえず、練習で書いてみる。
相変わらず、似せるのが超ヘタクソです‥‥。
この右腕のストⅡの春麗を彷彿とさせる腕輪は何なのだろうか?
凄い気になる‥‥。
う~ん、しかしこのアニメのイラストをみると、背景美との調和が
非常に重要な気がしてきた。
たぶん、心温まる感動系のストーリー、もしくはまったりした雰囲気の
雰囲気アニメであるのはなんとなく解った。
海、空、ゴンドラ、ヴェネチィアの町並み、これらの景色が雰囲気を
非常に盛り上げているように思う。
てことで、イラストも背景とかしっかり描いた方がよさげかなぁ。
う~ん、これはかなり気持ちが乗らないと、大変そうだ。
とりあえず、最近は「桜蘭高校ホスト部」にプチはまり中なので、
アリアイラストは、まだ先になりそう‥‥。
ダメダね。 慣れないコトしちゃ‥‥。
(´・ω・`)
うちは「その他」だった‥‥。
版権物の属性も「ファンファンファーマシー」がカテゴリに無いので
「その他」扱いになった。 最近のジャンルにまったく引っかからない‥‥。
このままじゃダメだ!ヽ(`д´)ノ
てことで、最近のジャンルの絵もかかねば、と友人に電話。
私:最近のはやりってなに?
友:ん~、ハルヒとかアリアじゃね?
私:なるほど、有り難う。
友:よし、とりあえずハルヒあたりから――
プッ!電話を切る。
延々と萌え話を聞かされるのは解っているので、強制切断。
疎いとはいえ「ハルヒ」は本屋などでよく見かけていたが、
「アリア」は全く知らない。
流行ってるんだから、ググればすぐだわさ!
てことで、ググーリング!(=´∇`=)
http://www.honda.co.jp/Fit-ARIA/
ほほ~、これはなかなかのフォルムですなぁ~。
って、チゲーーー!
いや、これじゃないだろ、流石に。
ググりかた間違ったな「アリア アニメ」でググってみる。
http://www.ariacompany.net/index2.htm
あったあった、たぶんこれやな。
ふむふむ、なかなかデザインや雰囲気がいい感じ。
流行ってるのも、うなずけますね。
ただ、この「水先案内人」というのが、三途の川を思い浮かべるのは、
私だけでしょうか‥‥。
とりあえず、練習で書いてみる。
相変わらず、似せるのが超ヘタクソです‥‥。
この右腕のストⅡの春麗を彷彿とさせる腕輪は何なのだろうか?
凄い気になる‥‥。
う~ん、しかしこのアニメのイラストをみると、背景美との調和が
非常に重要な気がしてきた。
たぶん、心温まる感動系のストーリー、もしくはまったりした雰囲気の
雰囲気アニメであるのはなんとなく解った。
海、空、ゴンドラ、ヴェネチィアの町並み、これらの景色が雰囲気を
非常に盛り上げているように思う。
てことで、イラストも背景とかしっかり描いた方がよさげかなぁ。
う~ん、これはかなり気持ちが乗らないと、大変そうだ。
とりあえず、最近は「桜蘭高校ホスト部」にプチはまり中なので、
アリアイラストは、まだ先になりそう‥‥。
ダメダね。 慣れないコトしちゃ‥‥。
(´・ω・`)
昨晩、遅くまで詰めてHP更新させて寝たので、
起きたのはもう日が落ちて、ずいぶんと経った時間だった。
冷房の切れた部屋は蒸し暑く、寝汗がベタつく‥‥。
意識が覚醒すると、暑さで寝苦しくなり無理矢理起きる。
冷房のスイッチをいれて、汗を流しにシャワーを浴びる。
部屋に戻ると冷たい風に体が冷やされ心地よい。
夕飯を食べようと、冷蔵庫を開けるも何も入っていない。
横のインスタントラーメンが目に入るも、そんな気分でもない。
仕方なく、カギと財布を持って、近くの定食屋に向かう。
部屋を出ると、蒸し暑い空気が肌を覆う。
夜だというのに、うだるように暑い。
自転車にまたがり、しばらく走ると、車の音以外にドーンという音が耳に入った。
近くの音ではない、かなり遠くから聞こえる音だ。
数秒おきに聞こえてくる音、少ししてその正体が見えた。
ビルの隙間から見える夜空に、チラチラと光の粒が飛び散っている。
花火だ。
花火大会などここ十数年いっていない。
もともと、人混みがあまり好きではないので、見に行こうとも思わなかった。
ただ、ビルの隙間から、ほんのわずかに見えるその花火の残骸に心惹かれ、
音のする方向へと、ハンドルを向けた。
5~6分ほど漕ぐと、音もずいぶんと近くに感じるように成ったが、
未だ、ビルが目の前に立ちふさがる。
近くに大きめの橋が有ったのを思い出し、そこへ向かう。
橋の欄干の中央には、人だかりが出来ていた。 考える事は皆同じか‥‥。
橋の欄干から、花火会場まではまだまだ距離はあったものの、
河にはビルがないので、花火はしっかりと見えた。
花火が夜空を飾ると、数秒遅れてドーンという音が耳に入る。
花火を生でみるのは、本当に久しぶりだったので、懐かしく昔を思い出した。
子供の頃、親につれられて花火を見にいった。
会場までの道には出店が並び、子供の私は、その全てに興味がわき、
覗いては立ち止まりしていたので、良く迷子になった。
子供は背が低いので人混みでは前が見えない、それが言いしれぬ不安となって
私の人混み嫌いのトラウマになっている。
十数年、行っていないといったが、私は花火は嫌いじゃない。むしろ大好きだ。
子供の私にとって、何よりも高くあがり真上で炸裂する花火は、大人も子供も
関係なく、平等に見ることが出来たし、何より考えなくて良かった。
映画やドラマ、演劇などは見る物に知識と理解を求める代物だし、大人が勧める物は
決まって子供には難しかった。
しかし、花火は平等に感じることが出来た。
頭上に炸裂し、耳ではなく全身にド-ン!という音が打ち付け、
視界範囲いっぱいに、光の粒が広がり色を変え、夜空を飾る。
凄い!綺麗!ただそれだけの感動。
特にラストの連発花火は、その光と音と美の空間に吸い込まれて、
現実から切り離されてしまうような感覚にさせてくれた。
しばらく自転車に跨ったまま、遠くの花火を眺めていたが、ふと気が付くと
後ろから来た人に囲まれ身動きがとれなくなっていた。
夕食を食べに出たことを思い出し、人混みをかき分けて、来た道を戻る。
定食屋に着くと、メニューを見回して、結局いつもの物を頼む。
部屋に帰ると、付けっぱなしの冷房にかなり冷やされていた。
少し寒いくらいだったので、軽く窓を開ける。
むわっとした、蒸し暑い空気が部屋に流れ込んでくる。
そして、その暑さとともに車の音に紛れてドーンという、かすかな音が聞こえた。
ここからも、聞こえるんだ‥‥。
しばらくの間、そのまま窓は開けて置いた。
蒸し暑さも、どこか懐かしく心地よい。
夏だな‥‥。と思った。
起きたのはもう日が落ちて、ずいぶんと経った時間だった。
冷房の切れた部屋は蒸し暑く、寝汗がベタつく‥‥。
意識が覚醒すると、暑さで寝苦しくなり無理矢理起きる。
冷房のスイッチをいれて、汗を流しにシャワーを浴びる。
部屋に戻ると冷たい風に体が冷やされ心地よい。
夕飯を食べようと、冷蔵庫を開けるも何も入っていない。
横のインスタントラーメンが目に入るも、そんな気分でもない。
仕方なく、カギと財布を持って、近くの定食屋に向かう。
部屋を出ると、蒸し暑い空気が肌を覆う。
夜だというのに、うだるように暑い。
自転車にまたがり、しばらく走ると、車の音以外にドーンという音が耳に入った。
近くの音ではない、かなり遠くから聞こえる音だ。
数秒おきに聞こえてくる音、少ししてその正体が見えた。
ビルの隙間から見える夜空に、チラチラと光の粒が飛び散っている。
花火だ。
花火大会などここ十数年いっていない。
もともと、人混みがあまり好きではないので、見に行こうとも思わなかった。
ただ、ビルの隙間から、ほんのわずかに見えるその花火の残骸に心惹かれ、
音のする方向へと、ハンドルを向けた。
5~6分ほど漕ぐと、音もずいぶんと近くに感じるように成ったが、
未だ、ビルが目の前に立ちふさがる。
近くに大きめの橋が有ったのを思い出し、そこへ向かう。
橋の欄干の中央には、人だかりが出来ていた。 考える事は皆同じか‥‥。
橋の欄干から、花火会場まではまだまだ距離はあったものの、
河にはビルがないので、花火はしっかりと見えた。
花火が夜空を飾ると、数秒遅れてドーンという音が耳に入る。
花火を生でみるのは、本当に久しぶりだったので、懐かしく昔を思い出した。
子供の頃、親につれられて花火を見にいった。
会場までの道には出店が並び、子供の私は、その全てに興味がわき、
覗いては立ち止まりしていたので、良く迷子になった。
子供は背が低いので人混みでは前が見えない、それが言いしれぬ不安となって
私の人混み嫌いのトラウマになっている。
十数年、行っていないといったが、私は花火は嫌いじゃない。むしろ大好きだ。
子供の私にとって、何よりも高くあがり真上で炸裂する花火は、大人も子供も
関係なく、平等に見ることが出来たし、何より考えなくて良かった。
映画やドラマ、演劇などは見る物に知識と理解を求める代物だし、大人が勧める物は
決まって子供には難しかった。
しかし、花火は平等に感じることが出来た。
頭上に炸裂し、耳ではなく全身にド-ン!という音が打ち付け、
視界範囲いっぱいに、光の粒が広がり色を変え、夜空を飾る。
凄い!綺麗!ただそれだけの感動。
特にラストの連発花火は、その光と音と美の空間に吸い込まれて、
現実から切り離されてしまうような感覚にさせてくれた。
しばらく自転車に跨ったまま、遠くの花火を眺めていたが、ふと気が付くと
後ろから来た人に囲まれ身動きがとれなくなっていた。
夕食を食べに出たことを思い出し、人混みをかき分けて、来た道を戻る。
定食屋に着くと、メニューを見回して、結局いつもの物を頼む。
部屋に帰ると、付けっぱなしの冷房にかなり冷やされていた。
少し寒いくらいだったので、軽く窓を開ける。
むわっとした、蒸し暑い空気が部屋に流れ込んでくる。
そして、その暑さとともに車の音に紛れてドーンという、かすかな音が聞こえた。
ここからも、聞こえるんだ‥‥。
しばらくの間、そのまま窓は開けて置いた。
蒸し暑さも、どこか懐かしく心地よい。
夏だな‥‥。と思った。