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6月3日に参加したサークルイルガルテンでの、
フルアドリブ天羅零の続きです。


▼和也ノ助(ライガさん)
ヨロイ狩りで八連斬甲刀を担いだ普通の人w


宿命:ヨロイとの決着


▼百合姫(睡人さん)
天下取りの野望を抱えた14歳の姫、陰陽師軍師。


宿命:大和国を倒す力を求める


▼菫姫(竜樹さん)
カラクリ傀儡で軍師で武芸者な傾奇者、ついでにヨロイ乗りw


宿命:大和国への復讐(逆恨み)


▼龍雅(KAZさん)
はぐれ金剛機で武芸者な剣士で御家人、そして妖w

宿命:あの女と再び会う




零幕がおわり、宿命を振ったので幕間。
とりあえず、各PCのキャラが見えてきたのでシナリオ微調整。
即興シナリオなので、休憩中も忙しいですw


KAZさんの金剛機の『龍雅』が100年の時を経て目をさますと、
深い森の大木の根元で苔に埋もれていた。

かなりの時がたったようだが、身体は問題なく動くようだ。

封印記憶も解け、己に不可思議な能力がある事に気がつく。
どうやら、自らが妖になってる事を自覚していないご様子。

しかし、望めば生来の若侍の姿に変身できるので、人の姿をとり
「武田靑一郎」を名乗り、人里へと歩を進めた。

あの記憶の中の女に再び会うために。


一方その頃、尾張の国では百合姫が古い文献から肥前の国で
行方不明になったという、蒼い金剛機の資料を手に入れる。

当時、最強の金剛機と言われたそれを、手に入れることが出来れば
覇権への大きな一歩となるはず!

ということで、菫姫を連れ立って一路、肥前へと向かった。


GM:いいですね、野心満々の姫プレイw


一方、和也ノ助はヨロイの情報と仕事を求めて旅を続ける。
そこで、1人の女法師と出会う。

女法師「宝蓮」25歳
宗教国「信濃」の大名から妖退治の勅命を受けていた。

宝蓮「肥前の国から強力な妖の気配が漂っておる…。」

宝蓮はヨロイ探しへの協力と報酬を引き替えに、和也ノ助を雇い入れ、
妖退治の為、肥前の国へと向かった。



肥前の国。
100年前、妖の山があった場所には肥前大名の城が建っていた。

龍雅は、100年前の妖の情報を集まるため城下町へと向かう。
そこで、神宮巫女の早苗と出会い、肥前の国が100年前に突如現れた
城によって出来たことや、城の領主が数十年間、歳を取らない美女
だという情報を入手する。


一方、尾張からの使者として肥前へとやってきた百合姫と菫姫は、
肥前の大名「太堕良 峰虎」と会い、ただならぬ気配を感じる。

城下町では巫女の早苗と人の姿の龍雅が、デート気分で街を練り歩く。
そこへ、派手な衣装を着た菫姫がやってくる。

悪名高い菫姫にびびる早苗w
龍雅は菫姫が傀儡だと見抜き、その作者が自分を作った陰陽師だと
知ることになる。 ※PC間因縁で身内になってましたw


肥前の城下にやってきていた宝蓮と和也ノ助は、龍雅達と出会い
龍雅が妖だと見抜き、危険視する。

その後、宿屋で百合姫と龍雅が出会い、話をすることになるのだが、
百合姫は法術を持っていない為、人の姿の龍雅が金剛機だと見抜けないw


GM:法術持ってないから、妖に気付ねぇww
竜樹:目の前に目的の金剛機がいるのにw



夜になり、宝蓮は和也ノ助の剣に術を施して強化し、龍雅を倒すため
和也ノ助を控えさせて、龍雅に会いに行く。

龍雅が妖だと確認し、人の姿の中身が金剛機だと見抜く宝蓮。

宝蓮「妖は人に仇成す存在、生かしておくわけにはいかん!」
龍雅「私には会いたい人がいる、それが終わればこの命くれてやろう」

宝蓮「妖の言葉など、信用できると思うか? 貴様はここで成敗されるが必定!」

宝蓮は、自らの胸に刃を立て傷を作り、妖に襲われたと和也ノ助を呼び込む。
しかし、剣を交えることなく龍雅は宿屋から逃げ出す!

宝蓮「和也ノ助!逃がすな!あの妖を殺すのです!!」

和也ノ助「動き早いので追いつけないぜー。」


ライガさん、判定もせずに龍雅を逃がしてしまいますw

GM:ちょw日和りすぎですよw せめて一太刀くらいはw
(´・ω・`)


騒ぎを聞きつけた菫姫が部屋に入ってくる。

菫姫「夜中に何の騒ぎですか!?」
宝蓮「妖が正体を見抜かれ、私を襲って逃げもうした。」

菫姫「え~、そんな人には見えなかったですけど、妖しいなぁw」
宝蓮「お主、妖の方をもたれるおつもりか?」

菫姫「妖かどうかなど関係有りませんよ、人間の方がよっぽど信用できませぬw」
宝蓮「人でない者に問うたが愚行であったか…。」


宝蓮は、龍雅退治に協力して貰うため、百合姫に龍雅の正体を明かす。


宝蓮「あの者、妖術で姿は人に見えますが中身は金剛機。」
百合姫「なに! 金剛機!?」

情報を集め、龍雅が100年前に天羅無双と呼ばれた蒼い金剛機
だということが判明する。


宝蓮「金剛機が妖になるなど、危険すぎる存在、捨て置けませぬ」
百合姫「あの者は領主:太堕良峰虎に会いたいと申しておった。」

宝蓮「太堕良峰虎は妖だと噂される領主。」
「信濃でもその存在は危険視されております。」

宝蓮「このまま龍雅を太堕良峰虎に会わせるは危険!」
「もし龍雅が太堕良峰虎と手を組めば倭国の均衡は崩れまする。」

宝蓮「尾張とてそれは望みますまい? 我ら信濃にとっても肥前は厄介者…。」
百合姫「妾に手を貸せと申すのか?」

宝蓮「こちらは妖さえ退治できればそれで結構」
「金剛機の残骸はそちらにさし上げても宜しいが、如何かな?」

百合姫「妾は友好の使者として肥前に参っておるゆえ……。」
宝蓮「左様か…。ただ、邪魔だけはなさらぬよう頼みますよ。」

宝蓮「私の後ろには信濃国があるという事を、お忘れ無く…。」

菫姫「気に入らねぇ…。」


宝蓮が去った後、百合姫は頭を抱えた…。


GM:うーん、利害が一致すると思ったのに残念w
竜樹:この法師、うさんくさすぎるw
GM:何を言っているの、正義の人ですよw


宝蓮「すでに龍雅は城へと向かっておるな。急がねばならぬ。」

百合姫はいざとなれば、信濃国と事を構えるかもと考え、
尾張の軍勢を、肥前との国境まで動かすよう書状を出す。


龍雅は肥前の城へと入っていく、それを追う宝蓮と和也ノ助。
百合姫と菫姫は式鳥を飛ばして、宝蓮たちを追う。


宝蓮たちが城へ潜入する直前、百合姫は肥前に着くか信濃に着くかを
見極めるため、宝蓮と共に城へ向かう旨を伝える。

それを聞いた菫姫は…。

菫姫「それはつまらんですなぁ、百合姫様!」
「強い者に媚びを売る様な者には仕えとうないですな!」

そう言い捨てて、飛び去る菫姫。

菫姫「ヒャッハー!楽しめる戦場は私が見つけまするー!」

城の方へ消える菫姫を呆然と見送る百合姫…。


GM:おいおい、クライマックス直前でどっか行っちゃったぞw
竜樹:菫姫はつまらん戦いはしたくないのですw

GM:こいつ、端から戦力にならねーじゃねーかw
睡人:だめですね…、人選ミスしました…。

KAZ:弱い方について派手に戦えればいいだけだからなw
GM:パワーバランス左右するほどの戦力で、それはやっかいすぎるだろw 

竜樹:キャラはぶれてないよ! キリッ!
GM:ぶれてないから、余計に詰んでるんだろw



城の天守閣では、龍雅と太堕良峰虎が邂逅する。

峰虎「よくぞ、参ったな」
龍雅「お主に再び会いたかった。」

峰虎「儂も待ちわびておったぞ。長いようで短かき100年だった」
「お主を待つ間、実に楽しかったぞ。」

龍雅「そうか…、だがもう失礼致す。」
峰虎「何故じゃ?」

龍雅「私はお主にただ会いたかっただけだ。その願いはかなった。」
「それに、私が此処にいては、お主の国に迷惑がかかる」

峰虎「ふふっ、この国はお主を待つ間の道楽のようなものじゃ、気にすることはない」
龍雅「だが、この国の民達は道楽で暮らしているわけではない」

峰虎「ふふ、その実直さ。 変わっておらぬようだな。」


その時、天守閣に現れる宝蓮一行!!


宝蓮「そこまでです!!」ヽ(`Д´)ノ


宝蓮「太堕良峰虎!ついにシッポを出しましたね!」
「この城にはびこる妖の数々、そしてそのただならぬ妖気!!」

宝蓮「妖が人の上に立つなど笑止千万!」
「鳳凰宗が法師、宝蓮が成敗してさし上げましょう!」

龍雅「出来れば戦いたくはなかったが…。」

宝蓮「是非も無し…、妖にかける情けなど持ち合わせておらぬ!」
「さぁ、和也ノ助! 仕事の仕上げです!」

和也ノ助「……」

宝蓮「和也ノ助?」

龍雅「私のまいた種、私がケリをつけましょう…。」


KAZ:てことで高速起動で、宝蓮に酸の射撃武器いきます!命中15!
GM:命中15!? これは避けられん! ライガさんかばって!

ライガ:ないわーw
GM:あれ? 旅を共にした女性が妖に襲われているのよ!?

GM:ここで庇うのが男でしょう!!
竜樹:まぁ、かっこいいんだけどなぁw どうかなぁw

KAZ:宝蓮に人間的に魅力がなさ過ぎるんだよww
GM:おやおや、もっとしおらしい方がよかったのか?GMの打算が狂っていくぞw



宝蓮「ぎゃぁぁぁーーー!!」


酸に身を焼かれて、苦しみもだえる宝蓮。


GM:ちょっと、助けてw 助けてよライガさんw
ライガ:いやー、助けるなら妖の方かなぁw

GM:訳がわからないよw 


和也ノ助「もうお前にはついて行けん!」
和也ノ助は、貰っていた前金を宝蓮へと投げ返す。

宝蓮「おのれ、おのれーー! 妖め!!」

懐から独鈷杵を取り出して龍雅に殴りかかる宝蓮。
しかし、高速起動した金剛機の前になすすべ無く打ち付せられる。


GM:ひどーい!一途な娘だったのに!
。・゚・(ノД`)・゚・。

KAZ:一途じゃねーよ!ただの狂信者だろw



宝蓮「私が倒れたとて、私の死が信濃に伝われば肥前は終わりよ!」
「鳳凰宗に、未来あれ!!」

がっくり…。 宝蓮死亡!


菫姫「ほう!信濃の軍が来るのか! いいね迎え撃ってやるわ!」


信濃との国境へと飛び去っていく菫姫。


GM:おいおいwwwwwww
睡人:これは味方に引き入れるのは無理ですねw



宝蓮の死を見届けて、百合姫が太堕良峰虎の元へ…。

百合姫「太堕良峰虎様、信濃が肥前に攻め込むならば、尾張は援軍を差し出す準備があります」
峰虎「……。」

百合姫「我が尾張は、すでに肥前との国境に軍を動かしております。」
峰虎「黙れ…、儂と龍雅との時を邪魔するな…。」

百合姫「畏まりました。とはいえ、尾張が肥前に寄せる友好の意思だけはお忘れ無く」


GM:こいつwwww黒いwwww
竜樹:頑張るなぁw この姫www

睡人:もうこの姫が最大利益を上げる方法はコレしかないw
GM:14歳でこの腐りっぷりww 尾張安泰だなwww


さて、天守閣には龍雅と太堕良峰虎が残った。

峰虎「行ってしまうのか・・・」
龍雅「えぇ…。」

峰虎「お主なら、儂と同じ時を生きてくれると思ったのだがな…。」
龍雅「私はすでに死んだ身、これ以上、生き恥はさらせません。」

峰虎「そうか…、次に会うのは冥府かのう…。」
龍雅「どうでしょう…、輪廻の巡りで、再びこの世で会えるかも知れませぬ」
「その時は、妖として貴方の側に居られるといいですなぁ…」

峰虎「あぁ…、それを楽しみに生きていくのも良いかもしれんな。」
龍雅「では、さらばです!」

峰虎「達者でな…」


その後、宝蓮に変身した龍雅は信濃の国境を越え、
宝蓮が信濃の国で死んだと偽装した。そのまま森の奥で龍雅は散華した。

龍雅の遺体は、和也ノ助の手で埋められ、質素な墓が作られた。


そして、信濃の国境で敵軍を待っていた菫姫。


竜樹:信濃軍いつくるの?
GM:こねーよwww 言わせんな恥ずかしいwww



そこへ1人のヨロイ狩りが現れる。

和也ノ助「待ってても、信濃軍は来ないぜ…。」
菫姫「そうですか…、それは残念。 貴方が相手してくれますか?」

和也ノ助「いや、俺はまだお前の相手する力はないよ」
菫姫「そうですか、ならば力を身につけたら、何時でも相手になりましょう!」


尾張に戻った百合姫。

百合姫「覇道への道はまだ、遠いな…。」


妖は待った…。
その男が再び目をさますのを。

国を作り男の眠る土地を守った。
悠久を生きる妖にとっては僅かな時であった…。

百年後に訪れた刹那の再会。
しかし、妖の心には永遠に残った。



次は、輪廻の先で会おう…。



終幕



お疲れでした。
ご一緒した、PLの皆様ありがとうございました。
フルアドリブで不安な卓に来ていただいて、ありがたい限りです。

おかげさまで楽しめました。
ありがとうございました-。 ヾ(*´ワ`*)ノ

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良いですなぁ
日曜はありがとうございました。
しかし、これは良い天羅ですなぁ・・・
また機会があったら遊んでやってください。
パイク 2011/06/09(Thu) 編集
Re:良いですなぁ
>日曜はありがとうございました。
>しかし、これは良い天羅ですなぁ・・・
>また機会があったら遊んでやってください。

日曜日は、お世話になりました。
たまには、手ぶらでGMやるのも面白かったです。

パイクさんと一緒に卓を囲む機会にはなかなか恵まれませんね。
(;^ _^)a
 【2011/06/11】
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